落語家で初めて文化勲章を受賞した、人間国宝の桂米朝さんが、19日に肺炎で亡くなったそうです。89歳だったそうです。

米朝さんといえば、「地獄八景亡者戯(じごくはっけいもうじゃのたわむれ)」など、長い間演じられてこなかった話を次々と復活させて、見事、上方落語の復興を果たした功績が認められて、人間国宝として、活躍していました。

個人的に落語は好きで、見る機会があると見入ってしまうのですが、求めてみるほどにはハマっていません。

ちなみに、桂米朝さんの落語を始めてみたのは「厄払い」で、そのしゃべりにいつの間にか真剣に聞いていたことを思い出します。

ここから先はちょっとネタバレですが、ネタバレしてても面白いのが上方落語です。

この話は、年末に厄払いをするのが恒例で、厄払いは儲かるって話を聞いた主人公が、師匠から厄払いのノウハウを聞いて初めて厄払いをするという話です。

大晦日の夜に、町中を「いしや〜き芋、いもっ」って感じで、「やくば〜らい」!?といいながら声をかけてもらうのですが、なかなか声がかからず、同業者にいろいろと教えてもらいながら、ようやく初めてのお客さんに読んでもらえるわけですが、そのやりとりもおもしろく、この後のやりとりがほんとに腹を抱えてしまいます。

厄払いが必ず述べる「お経」のようなものがあって、この口上は、誰もが知っているけど、この主人公は知らないので、紙に書いて持っていくわけです。

紙を読みながらはできないので、なんとかお客さんにわからないようにしようとするのですが、ここでの話も思わず笑ってしまいます。
挙句の果てには、その口上をお客さんがまるごと読んでしまうという始末。

最後のオチは「降るは千年、雨は万年」ってことで、見事に感心したことを覚えています。

その他、面白い話はたくさんあるので、Youtubeで見てください。

ほんとに落語はおもしろいですよ!