世界が驚いたニッポン!牛乳に卵に肉!食の安全にあぜん!

5月23日放送の「世界が驚いたニッポン!スゴ〜イデスネ!!視察団

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http://www.tv-asahi.co.jp/shisatsudan/

海外の専門家から見ると「めっちゃ凄い!」というニッポンの凄いところを紹介する番組で、今回は、食の安全について紹介する2時間スペシャルです。

紹介されているのは、卵と肉と牛乳ですが、その品質管理にびっくりデス。

まずは卵。

ニッポン人1人あたりの消費量は世界第3位!

調査人はイギリスの安全食品管理をしているゲイリーさん
国民1人あたりの消費量が世界1位のメキシコから鶏卵会社社長のヘラルドさん
の二人。

まずは、卵売り場をチェック。
メキシコでは、卵を室温で売ってるし、家庭でも冷蔵庫には入れていないので、冷蔵して販売していることにビックリ。
でも、私の住んでる地域で、冷蔵で売っているのをみたことないけど。。。

イギリスやメキシコでは生卵は食べないそうで、ドイツもウズベキスタンも食べないし、基本外国は生卵を食べないそうです。
ある意味普通

卵の賞味期限は2週間ですが、これまた、外国に比べて非常に短いようです。
イギリスは25日。メキシコでは、この玉子なら45日持つのでは無いかとのこと。

日本では、安心して生で食べられる期間を記載していて、サルモネラ菌が繁殖しないことを前提に賞味期限が決められています。

1 工場内を視察
1日90万個の卵を出荷している卵工場を視察。なんと120万羽を飼育しているとのことで、その通路には、細菌の繁殖を防ぐために消石灰が撒かれています。

ここでは、防疫の関係上、1棟あたり、1人の限定された人間しか鶏舎に入れません。
卵の集卵は1日3回ですべてオートメーション化されています。

2 卵を洗浄するマシーン
次に集卵された卵を洗浄するエリアでは、洗浄する前に専門スタッフが割れているものを目視でチェック。
問題のある卵はプリンやカステラに加工されるそうです。

とりあえず、検査に通った卵は55度の電解水を卵にかけて、回転させながらプラシで洗浄。
卵の殻には、細菌が付着している可能性があるので、電解水を使って取り除いています。
プラシは殻を傷つけないように特別に開発された素材を使っているそうです。

3 洗浄後のダブルチェック
洗浄後に汚れや異常がないか、回転しながら片方から目視でチェック。
その後は、パック詰エリアへ移動します。

エリアごとに温度が違うんですが、急に冷やすと結露がついたり、品質が落ちたりするので、ゆっくりと冷やしていくそうです。
ここでも表面のチェックをするんですが、洗浄エリアでチェックした方向と反対側から殻をチェックします。

4 音と光でチェック
綿棒のようなもので1個につき16回叩いて、音をチェック。
ヒビが入っていると音が低音になるそうで、それをコンピューターでチェックして、以上があるものは取り除いていきます。

さらに紫外線を当てて細菌し、次に強い光を当てて中身を解析していきます。

5 出荷前の最終チェック
最後にチェックできていない先端部分を見て、ヒビや汚れのある卵と問題の無い卵と入れ替えをしてパック詰めをします。
最後に、パック詰めされた状態で、チェックが残っていた反対の先端部分をチェックして、出荷することになります。

ここまでの工程を視察した視察員の二人は目玉が飛び出るくらいビックリでしたね。

Oh My God!!

と何度も叫んでました(笑)

メキシコのヘラルドさんは社長なので、もしかしたら、本当にメキシコで取り入れちゃうかもしれませんね。



次に肉

視察員はフランスから高級スーパーの食品衛生担当者のジョセフィーンヌさん
卵から続いて、イギリスの安全食品管理をしているゲイリーさん
の二人

まずは、売り場を視察。
イギリスでもフランスでも脂肪を好まないので、脂身のついたお肉は売ってないし、品質管理が難しいスライスした状態では販売していないらしい。

1 作業員の衛生チェック
続いて、加工工場の視察。
工場の入り口では、従業員が毎日体調チェックと手の消毒を行います。
さらに、そこではサーモセンサーで体温が38度を超えていないかチェックして、引っかかった場合は出勤できません。
その先の加工室に入る前に、服やら靴やらの履き替えなどいろいろあって、エアシャワーを浴びた後、やっと加工場へ入ることができます。

2 異物混入を防ぐ工夫
加工室は8度、出荷室は0度に保たれていて、肉の種類によって作業台等を分けるだけでなく、同じ時間に作業しないようにしているそうです。特に鶏肉は問題のある細菌が混入する可能性があるので、厳重に管理冴えた作業部屋がありました。

ゲイリーさんが、タオルが布製なのは衛生的に問題があると指摘していましたが、ペーパータオルだと異物混入になる可能性もあるためきちんと洗浄して使っていると答えていました。

3 加工&包装のスピード
薄くカットされた肉は、ラッピング、異物混入検査、ラベル貼りを一連の機械行なってできるだけ迅速に販売店に配送されます。



最後に牛乳
視察員は、農産物輸出高世界第2位オランダの酪農家アントンさん
今回もイギリスの安全食品管理をしているゲイリーさん
の二人。

1 乳牛のストレスを減らす飼育
今回は北海道のモデル的な農場を紹介。

ということは、全ての農場がこのようになっていないのかな(笑)。

乳牛はストレスで細菌が増えるので、ストレスを溜めない育て方が重要で、厩舎内は乳牛が自由に行動できるようにしているが、オランダではウォーターベッドを用意していると言われてビックリしちゃってました。さらに、オランダでは、体をブラッシングできる全自動ブラシまで用意しているそうです。

2 人が牛に触れない乳搾り
ここでもオランダの最先端ぶりが発覚、使っている搾乳ロボットがオランダ製。
乳が貼ってきた時に、餌をもらいながら何度でも乳を絞ることができるし、餌を集めるのもオランダ製のロボットでしたね。
さらに、餌場に入るときは、防疫の関係で、きれいな靴に履き替える必要があるそうです。

3 成分分析と人の舌で製品チェック
牧場から低温輸送されたローリーの牛乳はすぐには工場に受け入れることができません。
まずはサンプルを取って、検査がまっています。
機械で、微生物の数など5種類の検査を行ったあと、3人の検査員が味、匂いなどをチェック。
30種類の腐敗臭などが無いかを人がチェックします。
失格するものはどの程度あるかとの質問に、年に1回あるかどうかどうか程度だそうですが、このチェックを通らないと工場で受け入れられないそうです。

ダメだった時は、廃棄?それとも別のチェックのゆるい工場へ持っていくのかな?

で、タンクローリー5台分を貯蔵タンクに入れて、更に2回めの品質検査。

4 工場内の空気の清潔レベル
タンクから製造ラインに送られるのですが、途中で配管が130度の鉄板を通ることで殺菌します。
その後は、紫外線照射で紙パックを殺菌し、牛乳を入れて封をするまで全自動で進みますが、その空間の衛生状態にビックリ。

工場内も濾過殺菌された空気ですが、2.8L中の空気に約4万近くのホコリが検出されたにもかかわらず、作業するスペースのホコリはなんと「1」

5 出荷前の最終チェック
さらに、パッケージされ、出荷される前のものを検査員が味覚チェックして合格したものを出荷します。



以上で、終了〜!

卵に肉に牛乳とどれも私たちニッポン人が当たり前のように安心して食べている食品ですが、その当たり前を支えているのが、今回紹介されたような人たちのおかげってことですね。

どれにも共通しているのは、

徹底した機械化

人の手が触れることで、細菌を持ち込んだり、いらないものが混入したりと、どうしてもヒューマンエラーが起こってしまうので、機械化することで、そのことを防いでいるんですね。

どんどん機械化が進んでニッポン人の職が奪われていくのは、ちょっと悲しくなっていきますが、そのおかげで「良質で安全な食品」が提供されるわけなので、ちょっと複雑な気分ですよね。

いずれ、ほとんどの労働が機械に奪われていく世の中がやってくるんでしょうけど、まだそんな具体的に危機感を持っている人は皆無だと思います。(一部の人を除いて)

ニッポン人に残された生き残る道は、頭を使って、新しい、世界の人に求められるものを作っていくしかありません。

なので、高度に発達したこの情報社会から、不要な情報を捨てて、必要な情報を取り込み、オリジナルなものを創造していく力が求められています。

ちょっと真面目な話になってしまいましたが、ニッポン人である私たちは、世界から見ると、凄いと言われるようなことをできるんだから、もっと自信をもって、生きていきたいですね!